現代のデヴシルメ制度
デヴシルメとは
知らない方のために。
オスマン帝国(イスラーム主体)で、異教徒の少年を連れてきて、改宗させたのちに教育・訓練してスルタン(君主)の奴隷とする制度のこと。
能力があれば、大宰相にすらなれるという意味では、奴隷(欧米の感覚の奴隷とは違う)だけど、大出世の道が拓けている。
現代社会に置いてみると
ある会社で、学生を連れてきて、社の方針をすり込んで、会社に必要な知識を伝えて、社長に尽くさせる制度。
能力があれば、生え抜きの社長になれる。
ほぉ、程度はあれ普通の会社員じゃないか。尽くす部分が強すぎると社畜感があるのだな。
感想
デヴシルメを知ったときには、現代の感覚じゃありえないなとか思ってたけど、結構紙一重じゃないか。
以下のPodcastで上のような話がされてて、なるほどなぁと思ったのでメモしておく。
ラジレキ 〜ラジオ歴史小話〜 | ポッドキャスト(Podcast):Apple Podcast内の0456_国家を脅かす血の絆。オスマン帝国がデウシルメ制という不思議な制度を取った理由