終わらない日々

日々思ったことをTwitterよりも長めに。

オスマン帝国

歴史の興味の幅がどんどん広がる

コテンラジオだったり、オカモトの歴史実況中継だったりで、これまで気にしていなかった時代や人物に興味を持つきっかけをもらっている。 その中でピンときたものについて深掘っている。 少し前はガンディーで、今だとオスマン帝国。 深掘りしてくと、関わり…

オスマン帝国の歴史でも主役級の功績を持つ「冷酷者」セリム1世

オスマン帝国の歴史を調べてる中で、主役級なのじゃないかと思い、セリム1世について整理してみる。 ざっくり セリム1世(1465年10月10日 - 1520年9月22日)は、オスマン帝国の第9代皇帝(在位:1512年 - 1520年)。 (出典:Wikipedia)・・・ざっくり過ぎ…

オスマン帝国ほんと面白い

昨年か一昨年くらいから急に中東情勢に興味が湧き、さらに数か月の休憩を挟み、ガンディー、オスマン帝国あたりに興味が湧いている。 ガンディーは何冊か読みそこそこ満足したので、今は徹底的にオスマン帝国に時間を投下している。 オスマン帝国は組織的な…

オスマン帝国って有名?かわからない

学生の頃に世界史(日本史もだけど)を全く勉強してこなかったので、世の中の歴史知識の常識度合いが全くわからない。 オスマン帝国ってそこまで有名? オスマン帝国で有名なのって、メフメト2世とスレイマン1世?そもそもその二人も有名? セリム1世は? 最近…

ケマル・アタテュルク

世界史リブレットシリーズの「ケマル・アタテュルク」を読んだので、ざっくりまとめておく。 流れ 第一次世界大戦まで・・・ 青年トルコ人革命(自由の宣言) アブドゥルハミド2世の専制政治に対して「統一と進歩委員会」が武装蜂起することで、第二次立憲体…

オスマン帝国の歴史から考察する対立

オスマン帝国の歴史ってベンチャーから大企業になり、内部の派閥争いで混乱して、最後は外部の変化についていけず崩壊してきて、トドメの事件が起こって終わる、という感じがする。 初期は「食べるものが欲しい、土地が欲しい」的な発想から戦争を起こしてて…

オスマン帝国治下のアラブ社会

「オスマン帝国治下のアラブ社会」を読んだ。全体的に淡々と書かれていて、次が気になる、という類の本ではなかった。 少し読むのがしんどかった。 オスマン帝国本を読むとそこまでフィーチャーされない周辺国がどのような生活をしているのか、オスマン帝国…

組織のトップの存在意義

組織の枠組みがしっかりして、適切な役割分担・権限委譲がされると、トップ自体の存在価値が薄れるというか、最悪無能でも組織は回るようになる。 スレイマン1世以降、18世紀までのオスマン帝国がそんな感じらしい。 ただ、おそらく変革(特に外的要因)が必要…

オスマン帝国万歳

最近、歴史の勉強をするのが楽しい。もともと中国の一部の時代(春秋戦国時代、前漢成立、三国志)と幕末は興味あったけど、その他の地域、時代も興味が湧いた。 キッカケとしては、コテンラジオの影響が明らかに大きい。 コテンラジオを知る前から、中東情勢…

現代のデヴシルメ制度

デヴシルメとは 知らない方のために。 オスマン帝国(イスラーム主体)で、異教徒の少年を連れてきて、改宗させたのちに教育・訓練してスルタン(君主)の奴隷とする制度のこと。 能力があれば、大宰相にすらなれるという意味では、奴隷(欧米の感覚の奴隷とは違…

オスマン帝国の組織の弱体化

中国王朝は、王様以外に、外戚、宦官といった人たちとのパワーバランスで変化が起こる。 オスマン帝国は、奴隷からの大宰相抜擢によって外戚がない状態にしたり、兄弟殺しして未来の懸念を排除したり、若いスルタンを出さないようにしたり、初期の頃は憂いを…