終わらない日々

日々思ったことをTwitterよりも長めに。

組織のトップの存在意義

組織の枠組みがしっかりして、適切な役割分担・権限委譲がされると、トップ自体の存在価値が薄れるというか、最悪無能でも組織は回るようになる。

レイマン1世以降、18世紀までのオスマン帝国がそんな感じらしい。

 

ただ、おそらく変革(特に外的要因)が必要な時期には、またトップがグイグイする必要は出てくるんだろうな。役割分担が細かく整理されていると、与えられた権限以上の変革がやりにくくて、遅れを取りそう。あと、整理された範囲での個別最適に走りがちで、組織全体での最適に目が付かなそう。

 

かなり後にはなるけど、アブデュルハミト2世専制って必要だったのかも。